ミステリーショッパーが今やミステリーではなくなったきた
日経トレンディ2008年3月号に紹介されていたので所感を
まず、ミステリーショッパーとは、調査員がお客のふりをしてお店などに行き、お店の雰囲気を確認したり、販売員にあらかじめ用意した質問をし、その際の対応を評価し、個別カルテとして整理する手法である。
トレンディの記事によると、販売店も慣れてきて変な質問をするお客がいたらミステリーショッパーではないかと感ずくらしい。
今やミステリーではないのだ。
ミステリーショッパーの難しさのひとつは調査員の主観による評価差をいかに小さくするかであろう。
基本的に一店舗につき調査員は一人または二人のことが多く、定量調査と見れば店舗別にはサンプル数が少なすぎで見れない。
それ以前に調査員ごとに評価が違ってはならない。
事前のトレーニングが重要であろう。
ミステリーショッパーの専門会社があるというのが驚く。
それだけ需要があるということだろう。
市場調査会社でミステリーショッパーをする場合、自社だけでは物足りないので競合他社についても調査したいのですが、倫理上のマナーで他社は調査しません。
商品を買えばOKと考えることもある。
ミステリーショッパーなかなか奥が深いですぞ。