2009年マーケティングリサーチのトピックス

■ブログ分析などのテキストマイニングが進む
ネットリサーチ会社の進歩が牽引、ワードレベルのカウントは瞬時で可能。
まだまだ文章レベルには達していない。この点は人力が勝る。


■クライアント内での調査内製化が進む(部分発注なども含め)
リサーチ会社に求めるものの高度化


■ネットリサーチのデフォルト化が進む
ネットへのシフト、むしろネガが見つからない
究極は、ネットリサーチと座談会だけになる?


インテージさんのひとり勝ち?
最新のネットリサーチと伝統的リサーチの融合した会社が最強であろう。
そして、日々進化していかなければならない


■広告代理店の売り上げ赤字
広告費が減ることは調査経費も減らされる。
しかしながら、必要な調査データには予算は使われるはず。


■コストダウンの要請強化
リーマンショック以降の世界的不況、100年に一度の不況ともいわれている。


<私が考える2010年の動き>
企業のM&Aが進む、とりわけ、伝統的にこだわりすぎる会社は売り上げが減少。
伝統的リサーチ会社と新興系の合併が起こるのは時間の問題か。
ネットリサーチ会社といえども価格破壊が進んでおり、何社かは淘汰されるだろう。
市場調査会社とは何をする会社かをもう一度考える年になる。