ネットリサーチでの回答修正をどう考えるか?

回答の進捗状況またはページ数の表示してあとどりくらい質問があるよ。
というのはだいたいのところでできているようだ。

今回、店舗アンケートで気になったのが、※回答内容の修正はこちら という表示があって、それをクリックすると、回答の記録画面になって修正ができるというもの。
これがいいとか悪いとかという議論ではない。個人的に違和感を感じたのである。

通常、ネットリサーチ業界では一度回答した画面には戻ることができず、回答の修正ができないことが多い。
かつ、調査票を作る際、元に戻れないのを承知の上でそれをうまく利用して質問順を組み立てる。

例えば、認知率や利用率を聞く浸透状況調査では最初の回答が正しいし、後で実はこれも知っていたというのは純粋想起とはいえない。

評価系の調査においてもファーストインプレッションを大事にするなら、後々回答を修正することは本能的に回答したものではなく、理性で考えた結果(不自然な回答)になるかもしれない。

ところが、自由回答(フリーアンサー)をみると、さっきのは1番でになくて、5番でした。という回答がまれにある。回答者の早とちりだと思われるが、そういうケースは修正が可能となる。

また、自分がこんな回答をしたんだという確認も可能なわけで、親切といえば、親切かも。(人によりますが)
ただし、謝礼が抽選の場合は、自分の意見とは違い謝礼があたるように回答を曲げる人が出てくるとうのを全否定はできないのである。

やはり、回答は修正してはいけないのではないかと思う。